通信制大学院の授業の特徴とは?
通常の大学院であれば、教授と対面して授業を受けることが一般的です。対して通信制大学院は、インターネットを通じた放送授業が基本になります。大学側から指定のある教材と合わせて放送授業で勉強し、課題を課されたら学習内容を報告する必要があります。対面授業が全くないかと言えばそうではなく、放送授業で足りなければ対面授業も行われます。
通信制大学院のメリット
インターネットを使って授業や研究指導を行う大学院が多いため、仕事をしている人でも支障なく勉学に取り組むことができます。対面授業はありますが数は少ないため、時間に縛られずに研究をすることができます。在学生を対象に図書館を開放している大学もあり、そちらは普通の大学院に通うように生徒や教授と交流が可能です。また、在宅での学習が基本になることから、学費は安く設定されていることが多いです。主婦などで、学費を少しでも抑えたいと考えているのならおすすめです。
通信制大学院のデメリット
教授と対面することが少ないので、直接指導を受けにくいです。何か質問があっても、気軽に聞きに行くことができません。また、他の在学生と会うことも少ないので、孤独感を感じてしまうことがあるかもしれません。孤独感があると、研究への気持ちが弱まっていく可能性があります。さらに、時間の管理が不可欠になってきます。特に仕事や家事と両立する場合、研究の時間を能動的に取らないと研究が思うように進みません。よって、通信制大学院は自己管理が非常に重要になります。
通信制の学校は通学と違って指導教授に質問できるタイミングが限定されます。通信制大学院を利用する時は必要最低限のことは自分で解決できるように資料集めなど効率良く勉強できる環境を整えなくてはいけません。