心理学の種類について
心理学には、基礎心理学と応用心理学があります。基礎心理学とは、人間の心の構造を探求する学問です。心理学実験を実施し、そこで得られた結果を基にして分析するのが特徴です。基礎心理学には、社会心理学、学習心理学、発達心理学などがあります。一方、応用心理学は基礎心理学の研究結果を用いて、社会で実用化を目指す学問です。応用心理学は分野が幅広く、臨床心理学、教育心理学、産業心理学、犯罪心理学、スポーツ心理学などがあります。
心理学を学ぶ方法とは
心理学は大きく分けると2種類ですが、さらに細かく学習するとなると相当な時間と気力が必要となります。まんべんなく学びたいのであれば、学校に通いましょう。それぞれの分野に専門の講師がいるため、しっかりと学ぶことができるのです。また、学校では心理学実験も行います。他者とのコミュニケーションを通じて理解を深めたり、日常生活では見ることができない器具を用いて研究に活かします。学校で学ぶメリットは豊富にありますが、注意点もあるため気を付けなければなりません。まず、学費がかかることです。また、試験やレポートに合格しなければ単位を取得できません。自己管理能力を高めておきましょう。
学校以外で学ぶ方法には、独学があります。自分のペースで学べて、出費も抑えられます。ただし、独学では学べる範囲が限られたり、怠けやすくなるので注意が必要です。学校と独学のどちらが自分に合っているかじっくり考えて、心理学を学びましょう。
心理学の大学の中には、教員の監督の下、大学院生が地域の人を対象に心理相談業務を担当している学校もあります。